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その他 その他(薬学・環境など)専攻の就活

よくあるお悩み

特殊なテーマを扱っていると、専門性を生かせる求人になかなか出会えない可能性があります。
そのような求人のみに絞るとかなり就職活動の幅が狭くなってしまいます。
だから専攻を活かしてその周辺の業界を受けたいけど、それはどの企業なの?がわからず諦めてしまう方も
少なくないハズ。

まずは第一志望の業界にいけるような作戦を立て、並行して自分の専攻や研究で得た力を活かせる求人を
探しましょう。
新卒だからこそ狭い分野に限らず、幅広い選択肢があります。

アドバイザーと一緒に軸を探して、ぴったりな求人を紹介してもらおう!

就職活動の進め方

研究を直結して活かすことならアピールできることは沢山あるけど、
関連業界へのアピールの仕方や志望動機の伝え方がなかなか難しいという方が多いです。

そんなときは自分がその専攻を選んだきっかけを思い出してみましょう。
専攻を活かすだけではなく、自分に合っていてやりがいのある企業ややりたい理由が出てくるはずです。

専門以外にも目を向けるのであれば、数値分析力や論理的思考力といった「理系を学ぶ上で培った知識と考え方」を生かして活躍できる道は多数あります。加えて、自分の志向性やヒューマンスキル面の強みを生かせる職種を探りましょう。
また、研究室で仮説を立てて、PDCAを回す経験を多く積んでいる学生さんは
IT業界で仮説を立ててプロジェクトに取り組む力、生産管理職で全体を見渡して構造把握や課題特定の力を評価されることも多いです。

ぜひ面接対策の相談をアドバイザーにしてみよう!

その他 お勧めの仕事選び・キャリアパス

SEプロジェクトマネジメントに興味があり、技術習得への努力を惜しまない人向き
MR・臨床開発社会的意義を求める仕事に興味があり、人と接する仕事を希望する人向き
営業・フィールドエンジニア課題解決などコンサルティング志向で、人と接する仕事を希望する人向き
専攻や経験の活かし方もご相談ください。

その他 ケーススタディ

ケーススタディ
Tさん(男性)
名古屋大学
環境系(修士)

世界30ヶ国以上でコンサルティング事業を展開するグローバルカンパニーに内定。
専攻課程から都市環境をキーワードに少しずつ応募企業を決めていたTさん。
アドバイザーは環境そのものではないものの、その周辺の業界として外資系衛生コンサルティング会社をご紹介。同社の二次面接は、まる一日を掛けて営業同行する内容となっていたが、これはコンサルティング・グローバルといった派手な企業のイメージとは裏腹に、現場の業務は、各地域の公共施設・学校法人・飲食店を回る地道なものであるため、人事が新卒応募者全員に課していたものだった。Tさんは二次選考後提出した感想レポート、随伴した営業スタッフからの評価共に高く、将来を担う逸材として内定オファーがあり、Tさんもこれを即日で快諾した。

ケーススタディ
Gさん(男性)
東京大学
生命科学系(修士)

一般企業の研究職を第一希望としつつも、大学に残って研究を続ける道も考えていたGさん。
期間中、修士論文作成のため海外の研究機関にまる1ヶ月滞在することになるなど、時間的制約のある断続的な就職活動となった。
アドバイザーは、メール・Skypeなどを通して海外のGさんと緊密に連絡を取り、企業情報の提供・応募の絞り込み・面接対策を進める一方、面接の日程調整を済ませ、帰国と同時に選考を再開できるよう準備を行った。最終的には試験薬開発メーカーと医療用品メーカーの間でGさんを取り合う格好になったが、社長自らがGさんの説得に当たった試験薬メーカーの熱意に打たれ、同社への入社に応じることとなった。

ケーススタディ
Kさん(男性)
京都大学
地学系(修士)

専攻分野の知識を活かせる職種が少なく、Kさんは早くからシンクタンクや金融など、幅広く将来の可能性を模索していた。住み慣れた京阪地域に絞って活動し、数社で順調に選考が進んでいたが、面談時のKさんの文学青年的佇まいが印象に残っていたアドバイザーは、直感的に科学書籍出版A社の総合職を紹介。
関東勤務、且つ、Kさんがこれまで応募をまったく考えていなかった業界であったが、事業内容に強い興味を覚え、東京本社での面接に臨むことになった。
関西在住であることに加え、Kさんの他社の選考が最終面接段階まで来ていることを考慮して、A社は出来るだけ多くのキーマンと面会出来るように手配。折良く、社長も面接に同席することが出来たため、トップの決断により即内定が決まった。急遽、応募を決めた為に出版業界の関する知識は不足していが、A社の風土や社員の考え方に惹かれ、待遇面も恵まれていることを知り、予定外ながら納得の東京就職となった。

ケーススタディ
Hさん(女性) 
大阪府立大学
環境系(修士)

Hさんは、環境設備メーカーA社で好感触を得て、残るは社長の最終面接という所まで駒を進めていたが、企業側の内部事情により2ヶ月間という長期にわたって、面接がストップ状態に。
本来なら、この間に他の企業の選考を並行して受けるべきであったが、A社の面接遅延が小出しにされていたため、Hさんは集中力を欠いてまったく結果が出せず。そして、頼みにしていたA社は最終的に新卒採用中止を決定。
失意のなかでの就職活動再開を迫られたが、程なく大手住宅メーカーの関連会社で環境技術・設備管理事業を行うB社が、欠員補充のため1名限りの新卒採用をエージェントに伝えてきた。
就職活動ピーク時期後の非公開求人であったため、応募者数が少なく、Hさんは一回の面接でB社の内定を決め、紆余曲折はあったものの希望業界への就職を果たすこととなった。

ケーススタディ
Oさん(男性)
大学
生命科学系(修士)

在学中に取得した管理栄養士の資格を活かしたいとの希望から、食品メーカーの開発職に多数応募するも、内定には至らず、他にOさんのイメージしている仕事内容の企業は見つからなかった。アドバイザーは、就職において栄養士資格が決定的な役割を果たすことは少なく、資格取得を目指した向上心や、勉強に向かう姿勢を強調する方が有利であることを伝え、Oさんも徐々に自分で視野を狭めていたことに気付いていった。
ただ、やはり健康・食に拘りたい気持ちが強く、Oさんは業界よりも職種の幅を広げていく選択をとることに。コミュニケーション能力が高いOさんは、技術営業職の面接でも高い評価を受け、水処理設備メーカーからの内定が実現。当初考えていた食品開発の仕事ではないものの、『食の安全』というキーワードに沿っていたため、Oさんにとって満足度の高い就職となった。