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機械・電気 機械・電気専攻の就活

よくあるお悩み

先輩方の就職活動体験を聞いて、「専攻を活かせる求人も多いし、どこか内定はもらえそう」と漠然とは思っているものの、学校推薦や教授推薦、自主応募など手法は様々で迷う学生さんも多いはず。

また、適合職種が幅広く、採用数も多い機械・電気専攻の学生さんからは
『どうやって企業を選んだら良いのかわからない』というご相談が主。

アドバイザーと一緒に軸を探して、ぴったりな求人を紹介してもらおう!

就職活動の進め方

この業界に関わりたくて機械・電気専攻を選んだけど、実際企業を見てみると
大手から中小企業まで一つの業界といえども求人がたくさん。

また、就職スタート時期の学部生ではゼミや卒論のテーマが決まっていない方もいます。
そうなると研究に関してのアピールもなんだか言いにくいというご相談も頂きます。
たとえ決まっていたとしても、自分の研究テーマと志望動機がなんだかしっくりこない・・・
という方もいます。

ぜひ面接対策の相談をアドバイザーにしてみよう!

機械・電気 お勧めの仕事選び・キャリアパス

研究開発発想力でイノベーションを起こしたい人、生涯勉強を続ける努力をしたい人向き
設計製品設計のために、市場動向や最新技術のキャッチアップをするのが得意な人向き
生産技術スピード・コスト・品質とあらゆる面からの効率化を発想する力がある人向き
専攻や経験の活かし方もご相談ください。

機械・電気 ケーススタディ

ケーススタディ
Oさん(男性)
九州大学
電気系(修士)

論文の作成のために研究に没頭し、Oさんは就職活動が最も盛んな時期に十分な活動が出来ず、 希望企業の幾つかは既に採用活動を終了してしまっていた。アドバイザーはOさんの専門性・コミュニケーション能力から、募集を止めている企業への打診も可能と判断。 まず、Oさんが第一希望に考えていた地元の大手自動車部品メーカーに連絡をとった。
これにより一次面接が設定されたが、当初、面接官は「能力の高さは感じられるが、考え方に不十分なところがある」との感想を述べていた。そこで企業人事に、Oさんが面接を受けたのはこれが初めてで、選考慣れをしていないことを説明。また、Oさんにはこの第一希望の会社に合格するには、次の面接がラストチャンスであることを伝え、志望動機や企業への貢献などについて、熟慮して準備をするようにアドバイスを行った。二次面接以降はOさん本来の実力が発揮され、採用活動終了後の異例の内定となった。

ケーススタディ
Tさん(男性)
大阪大学
機械系(修士)

専門知識・コミュニケーション能力・人柄は十分にあり、本来なら就職活動後、すぐに内定をもらっていておかしくないTさん。しかし、大手有名企業のみの就職活動であったこともあり、あと僅かのところで内定を逃し続けていた。アドバイザーは、意志決定を求められると決断を先送りにしようとする優柔不断さを指摘。Tさんには周囲の期待に応えたいという気持ちが強すぎて、自分を出すことが苦手な性格に気づき、その点に注意するようになってからは、面接不合格はまったく無くなり、内定通知が連続して届く嬉しい悲鳴となった。
最終的に特に強い引き合いのあった計測機械メーカーA社と光学機器メーカーB社の間の決断となったが、エージェントから選考中の内部情報として、A社で入社後直属の上司となる開発部門の課長が、強く経営に採用を進言したことを知り、同社への入社を決断した。

ケーススタディ
Sさん(男性)
山形大学
機械系(修士)

複数の学校推薦をもらい、そのまま就職が決まるだろうと考えていたが、家電業界の不振のニュースから一部企業に希望が集中。Sさんは推薦企業の全てで不採用となってしまった。既に同期生の多くが内定を決めおり、焦りを感じたSさんは、今度は手当たり次第に応募・面接を重ねていくも、あまりにも早く内定を決めたいという想いが強すぎて、企業側から「どこでも良いのではないか?」と疑念を持たれる悪循環に。
アドバイザーとの面談で、就職市場で工学の知識を持つ学生への需要は多いこと、知名度は低いものの業績好調な中間財・部品メーカーなどが数多くあることを知り、応募数を絞り込むように戦略転換。事前の入念な企業研究が出来るようになって面接の評価も上がり、関東に本社を置く総合エンジニアリング会社への就職を決めた。

ケーススタディ
Aさん(男性)
金沢大学
電気系(修士)

Aさんは面接が大の苦手。就職活動に向けて努力はしたものの、緊張を強いられる面接では力が出し切れなかった。不採用の連続で気持ちが塞いでいたAさんは「出来ればもう就職活動はしたくない」という気持ちだったが、友人の紹介でアドバイザーのところに面接力向上の相談にやってきた。面接力向上のアドバイスも実施しながら、アドバイザーはAさんの高い技術力に着目。面接力よりも技術力を評価してくれる企業をピックアップし、ロボットコンテスト出品エピソードなどをはじめ、研究成果を盛り込んだ自己PR書を作成して企業へPR。
結果、高い技術力は必要とされるが、コミュニケーション能力を問われることの少ない特性を持つ大手自動車メーカー系の開発会社に内定。内定先企業も、Aさんの技術力の高さや、技術者としての素養を評価しての採用となった。

ケーススタディ
Tさん(男性)
芝浦工業大学
電気系(学士)

大手・大手系列開発職が出来るポジションを目指して就職活動をするも、Tさんの行動には不自然さが。適性検査で、相手企業の社風に合わせるため、本来の性格とは違う回答をして、人事から「適性検査と面接の印象が真逆」と不審に思われたり、第一希望に挙げていた会社を選考半ばで突然辞退してしまったり……。
よくよく掘り下げてみると、両親は大手・大手関連企業への就職を強く勧めているが、Tさん自身は、小さくともプロジェクト全体が見える仕事がしてみたいと考えていることが判った。そこで、その志向が本物であるかどうかを見極める為、彼自身も趣味にしているというゲームを開発した遊戯機器メーカーに応募。面接に行くと現場責任者の人物に魅せられ、Tさんは同社への就職を強く希望するようになった。両親の反対はあったが「等身大で働ける会社」として、自分の意志を貫くことにした。