「働きアリの法則」と呼ばれるものがあります。
集団を、「よく働く・普通・働かない」に分けたとき、「よく働く」アリが全体の2割、「普通」のアリが6割、「働かない」アリが2割になるという性質のことです。
そして、これはアリだけではなく、人間の集団（組織）でも同じ性質を持つと言われているのです。
更に、ここからが大事なのですが、それならばと、組織効率を上げるために、その集団から「働かない」2割のアリを排除し、他の同じ大きさくらいの集団の「よく働く」2割のアリを連れてきて合流させてみると、いつの間にか、また「よく働く」アリが全体の2割、「普通」のアリが6割、「働かない」アリが2割という割合になってしまうというのです。
また、学生の頃、行動心理学を教わった講師が言っていたことです。
「世界中の2割の人は、あなたがどんな行動をとってもあなたの事を嫌いになり、6割の人は、あなたの行動によって好き嫌いが分かれ、そして残りの2割の人はあなたがどんな行動をしようがヘマをしてもあなたの事を好きでいてくれるから、この学問を学ぼうが学ぶまいが、あなたには既に2割の敵がいて、2割もの味方がいることをどうか忘れないでください」
てなことで、今日は割合の話しでした。
何かのご参考にっ！
それではまた。
