公益財団法人倉石地域振興財団

栗田病院は「やすらぎ・きずな・希望のある開かれた良質な医療を提供します」を基本理念に、精神医療と高齢者医療を中心にした診療を行ってきました。多様化する地域ニーズに応えて、健診センターや歯科センターを立ち上げ、企業健診や人間ドックといった予防医学や歯科診療分野へも進出。また、増加傾向にある生活習慣病などに対応し、より専門性を高めた内科診療の体制も整備。私たちは名実ともに地域の中核病院になるため、精神科救急や急性期治療などあらゆる状況に対応できるよう努めているのです。精神・高齢者の医療・保健・福祉をトータルで考え、地域に信頼される病院になるため、新たな分野への進出も視野に入れて活動しています。

事務総合職には多様な仕事があり、若手でも病院運営など責任ある仕事を任せていきます。経営企画では新規事業の企画や新病棟設立への取り組み、広報では院内広報誌の作成に加え、テレビCMやチラシの広告企画も行います。他にも栗田病院で開催する病院祭の実行委員会や、長野市の夏祭り「長野びんずる」のとりまとめなど、イベントに関する業務も仕事のひとつです。このような様々な部署を経験することで、どんな病院であれば地域に役立ち、収益を得ることができるかを考えられるようになります。幅広い業務を任せてもらえるのが当院で働くやりがいであり、ただ目の前の仕事をこなすよりも自身の成長につながっていることが実感できます。

私たちが目指すチーム医療は、医師や看護師などが互いに尊重し、信頼しあえる関係がなければなりたちません。もちろん、事務総合職も大事なチームの一員です。それにはスタッフ一人ひとりがいつでも笑顔でいられることが大切。当院は安心して働き続けられる環境づくりに力を入れ、産休・育休、時短勤務、最大40日の有給休暇、年間休日120日などを整備しています。私たちの基本理念のひとつであるのが「きずな」。それは「患者と医師をはじめとする職員が、対等の立場で信頼関係を築き、思いやりと愛情にあふれた人間性の輪を作る」というもの。この実現のためにも安心して仕事ができる環境を大切にしているのです。